パンで腸に穴が開く

ブックレポート

厳重警戒で体を守っている腸

今回は腸に関するお話です。

腸のメインの仕事は、口から腸につくまでに細かくした栄養素を

”吸収” 、すなわち体に取り入れることです。

前回も触れましたが、口から肛門という洞窟は体の外。

▼前回のブログはこちらから

外からの物質を体内に入れる腸は、超超重要な関所の役割をしているのです。

そのため、腸には免疫の働きをするリンパ球・免疫細胞が多く存在したり、

数えきれない数の腸内細菌が異物を分解を促したりと、

危険物を侵入させないよう厳重な警備をしています。

また、腸内細菌には悪玉菌と善玉菌と呼ばれるものがあります。

悪玉菌はいかにも悪さをしてそうですが、実はそうとも言い切れません。

大事なことはこの2種類がバランスよく存在すること。

昔の人のネーミングセンスが良くなかったですね。笑

ここまで警備体制についてお話しましたが、

この他にも粘膜と粘液を張るなどありとあらゆるトラップを仕掛けています。

それはそれはアクション映画並みです。

これらの警備を無事通過した栄養素などの物質は

腸にある穴を通じて体の中へと入っていくのです。

(正確にいうと閉じたり開いたりする細胞同士の隙間をくぐりぬけていきます)

警備を壊し、穴を広げる未消化物

未消化物とは何ぞや。という方は2つ前のブログをご参照ください。

要は字のごとく消化できず残った者たちです。

パンの場合はタンパク質のグルテンが未消化物になります。

この未消化物が腸内で増えると、先ほど説明した悪玉菌がふえてしまいます。

するとどうなるか。

細菌のバランスが崩れてしまうのです。

そして腸に炎症を起こしてしまいます。

炎症が起こるとどうなるか。

粘液など腸が作っていたの防御機能が低下、

細胞の結合が緩んで体内へ通ずる穴が広がってしまいます。

もう嫌な予感しかしないですね。

そう、穴が広がってしまうと本来入ってはいけないものが

体内に侵入してしまうのです。

さらに、パン含まれるグリアジンはこの穴を開きやすくする物質の分泌を

促進させる働きをしています。

もう書いててしんどくなってきました。泣

警備ができなくなった腸

本来通過できないものが通れる状態を「リーキーガット症候群」と呼びます。

(リーキー:漏れる、ガット:腸)

本来通過できない異物が体内に入ると、

体内でも免疫反応が起こります。

そして誤って自分を攻撃してしまう自己免疫疾患(関節性リウマチなど)、

全身の炎症(アトピー性皮膚炎など)、

アレルギー疾患、精神症状、感染性のリスクが上がります。

リーキーガット症候群でアレルギーが出ていた患者さんの研究では、

そのアレルギー物質を取り除いたことで腸の状態がよくなることを

画像で証明したものもあるそうです!!

パンってやばいんだ・・・、腸って大事なんだ・・・、

今までやばかったな・・・・・・という方は

本の通り、3週間お休みしてみてもいいかもしれませんね。

人生100年時代、遅いなんてことはないはずです!

▼参考著書

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