国家試験まであと2ヶ月を切りましたね。
残り60日で合格を手にする為の勉強方法をお伝えします。
頑張っている管理栄養士のたまごの助けになれば幸いです。
現状を把握し、更新する
模試や過去問を通して今の自分を再確認しましょう。
ポイントは4つです。
①合格ラインに届いているか
②点数が取れている・もう少し取れそう・取れてない分野を把握する
③学習分野に優先順位をつける
④最低でも週1は過去問を一気に説く
①合格ラインに届いているか
まず、あなたは今合格ラインに届いていますか?
模試・過去問を3回解いて、
・3回とも160点以上で合格した人は応用力を磨き満点を目指していけばいいでしょう。
・1~2回合格した、合格したけどギリギリだった人は分野の点数の差が明確になっているのではないでしょうか?弱点改善ポイントがよくわかりますね。
・1回も合格できなかった方は焦らず基礎を固めるのが鉄則。大丈夫。この中で伸びしろが1番あります。これで合格したら後輩たちにとってヒーローです。
いかがでしょうか?
まずは自分の学力を把握、分析して残りの2ヶ月の作戦を立てます。
②点数が取れている・もう少し取れそう・取れてない分野を把握する
合格までの距離を確認したところで、
次は自分の点数の取り方を分野ごとに分析します。
正解した問題数 / 問題数 で分野ごとの正答率を出し分類してみましょう。
◎80%以上:点数が取れている=>素晴らしい!
〇50~80%:もう少し取れそう=>点数アップが狙いやすい
△50%未満:取れてない=>合格への鍵、捨てちゃダメ
イメージとしてはざっくりこんな感じです。
好き・嫌いとできる・できないは違います。
公衆栄養学好きじゃないけど、点数はいつも取れるなんてこともあるでしょう。
③学習分野に優先順位をつける
分析が終わったら学習分野の選択をしていきます。
基本的な優先順位は
【50%未満 >50~80% >>>>>>>80%以上】
です。
国家試験の合格ラインは60%です。
50%未満があると足を引っ張りかねません。
まずは50%未満の分野を集中的に勉強して基礎を固めましょう。
基礎を固めるってどうすればいいの?という方は
わからなかった単語をまず調べ、覚えましょう。
問題が何言っているかわからないとき、そもそも単語の意味を理解できていないことが多いです。
英単語がわかっていなければ、英語は読めませんよね?
単語がわかれば、内容を理解でき、問題もスラスラ読めるようになります。
ただし、問題数が少ない分野の場合は時間をかけすぎないよう気を付けてください。
50~80%の分野は明暗を分けます。
人体の構造と機能及び疾病の成り立ちなど問題数の多い分野は要注意です。
50~80%の分野は「2択で迷った、聞けばわかるけど説明ができない」
といった理解度と言えるでしょう。
こんな時はまず誤文を直し、正解を解説してみましょう。
ここでのオススメは、友達と解説付きで問題を出し合うことです。
人に教えるためには自分が理解していないといけません。
「なんとなくわかっている」から「理解している」を目指しましょう。
(筆者は家で1人のとき、先生ごっこしてました。笑)
基礎がわかっているからこそ確実に伸びやすい分野です!
全部の分野で80%取れれば応用力問題0でも合格できます!笑
80%以上を目指していきましょう!

④最低でも週1は過去問を一気に説く
目的は3つあります。
・長時間のテストに慣れるため
・全ての分野に触れて忘れないようにするため
・実力の更新
わざわざ2時間以上測る必要はありませんが、一気に約100問の問題を解く疲労感と時間間隔はつかんでおきましょう。1回ぐらいは見直しをしたら、中断してOKです。
わからなかった問題は潔く諦めて、前述した復習でちゃっかり理解に繋げてください。
またここでは全ての分野に触れることも大事な目的です。
③で優先順位をつけたものの、他の分野を0にしては忘れてしまいます。
全分野に触れることも意識していきましょう。
答え合わせをしたら①~③を繰り返します。
焦らず、着実に力を分析して延ばしていきましょう。
勉強は、やればできる
勉強は、やれば必ずできます。
栄養士の問題は、知っているか知らないかが大きな分かれ目です。
だから、学び続ければ、必ずわかるようになります。
受験生の力になれるよう、この記事を書きました。
でも、実行するのはあなたです。
あせらず、あわてず、あきらめずに知識を自分のものにしていってください!!