管理栄養士が解説!サウナにオススメの食事3選

管理栄養士のサ飯


こんにちは。サウナにハマった管理栄養士MIKIです。
サウナでととのった後の楽しみといえば食事ではないでしょうか?
サウナとセットで食べる食事「サ飯」とも呼ばれていますね。
 
サウナの後は栄養の吸収が良くなっているため、
よりととのう効果を高められるサ飯があります!
 
今回は管理栄養士がオススメする3つのサ飯をご紹介します。
 

オススメサ飯①そば

 
そばにはビタミンB1、B2が豊富に含まれています。
ビタミンB1、B2 は代謝を回すのに必要なビタミンです。
 
サウナに入ることで身体の中の代謝が活発になりますが、
その分代謝をサポートする栄養素(ビタミンB群など)を消費しています。
 
代謝の働きを維持するためにも、サ飯で代謝をサポートする栄養素をしっかり補えるといいですね。
 
 

さらにそばの魅力的なポイントはそば湯に含まれるルチンです。
ルチンとはポリフェノールの一種で、茹でるときに溶け出すためそば湯に多く含まれています。

このルチンは、サウナを愛する人には特にとってほしい栄養素。
というのも、ルチンはビタミンCと作用することで毛細血管に弾力ある血管に変える働きがあるからです!!

この”弾力のある毛細血管”がサウナにとって非常に重要です。
サウナは熱で血管を拡張させ、水風呂で収縮させており、
この血管を広げる・縮める動きを行うにはそもそも血管の弾力が必須というわけです。
 
弾力のあるホースならばホースを縮める、広げるのは簡単ですが
固い水道管では簡単にはできませんね。
 
加齢や不規則な食生活が続くと、血管も水道管のように固くなってしまいます。
すると、血管の動きによるサウナの効果が下がってしまうかもしれません。
 
サウナを楽しむためにも、サ飯はそば湯で締めることがオススメです!

おすすめサ飯②スパイスカレー

 


スパイスカレーの特徴はズバリ!スパイスによる代謝アップ!!

ショウガ、ブラックペッパーなどは血流を上げ、代謝をよくする効果があります。
サウナで上がった代謝をさらに高められますね!
代謝が上がるという事は、身体の活動が活発になるということです。
脂肪も消費されやすくなるため痩せやすい身体づくりに繋がりますよ。
   
また、クミンというスパイスは消化の手助けをしてくれるため食欲増進、整腸作用があります。
サウナという厳しい環境に適応したことで消化・吸収の働きが弱くなっているサウナ後には、
嬉しい効果ですね。
 
なお、同じカレーでもルーカレーやバターチキンカレー等こってり系はあまりオススメできません。
スリランカ系のスパイスカレーは野菜も多くオススメですよ!

オススメサ飯③お魚定食

 
お魚のあぶらには、EPAという身体では作れない必須脂肪酸が含まれており、
・中性脂肪を下げる
・血液をサラサラにする
・身体の炎症を抑える
など嬉しい作用がたくさんあります。

「サウナでも血行はよくなるのになぜ血液サラサラ成分が必要なの?」と思うかもしれません。
でも、サウナと食事では血行を良くなる過程が違います。

サウナは熱によって神経を刺激、血管の動きに作用して血行をよくします。
血液を流すポンプ・ホースの動きをよくしているんですね。

一方でEPAは流れる血液に作用します。
血行を悪くする余分な中性脂肪やコレステロールを減らすことでサラサラにしているんですね。
流れるゴミを処理してくれているようなイメージです。

よりサウナを楽しむために、お魚で余分なごみを減らしておきたいですね!

EPAはサバなど青魚に多く含まれています。
海鮮丼など定食以外でも大丈夫ですが、お野菜も一緒に摂れる定食が特にオススメです!

まとめ

  
オススメのサ飯3選として
 
①そば / そば湯
②スパイスカレー
③お魚定食
 
をご紹介しました!
サウナの後は吸収が良くなっています!
ぜひ体にいいものを食べてよりととのいましょう!
 
※サウナの直後は消化・吸収の働きが弱くなっています。
サウナから1~2時間空けるようにしましょう!!
 
  
 
▼参考資料
・医者が教えるサウナの教科書ービジネスエリートはなぜ脳と体でととのえるのか? /加藤容崇
・日本安全食料料理協会 スパイス香辛料ソムリエ認定試験
https://www.asc-jp.com/syokubu/spice/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%8A%B9%E8%83%BD%E3%81%A8%E5%8A%B9%E6%9E%9C/



▼筆者 管理栄養士MIKI

タイトルとURLをコピーしました